ゼロ2シリーズ最初の機体でコバルトブレードの後継機。
3つの爪を持つ「デルタコア」はビーダマをしっかりホールドし、高精度、高威力の発射に向いている。
バックアーマーには発射威力を段階的に調節できる「セイバーウイング」を装備。
コバルトシリーズの特徴であるツノ「セイバーサイト」で照準能力アップ。
先行販売では下爪にラバーもなく、爪の形状もどことなくやる気の無い感じのしたデルタコアですが、ホールドパーツに大きな変化が!!
先行版のカウンターレバーは今までのゼロベーシックホールドパーツと同様のやや後方に開いた形状をしていました。
それに比べて初回版のカウンターレバーは左右がやや平行ぎみに配置されており、その結果ブースター穴の間隔が約2mm狭くなっています。
これはつまり、先行版のデルタコアに比べてブースターの効果を生かしやすく改良ということで、あちこちで聞かれた「デルタはブースターの効果が出にくい」の対策でしょう。
それにクロウ側にもちょっと改良。左右のエッジが下方向に延長されてます。
先行版のデルタは臨界状態のときにエッジの下端、つまり点でビーダマに接触していたため磨耗のペースが結構早かったです。
しかし、初回版でのエッジの下方延長によりビーダマとの接触が点から線になり、磨耗率も低下してるわけです。
下爪に関しては変化無しですね。相変わらず、エッジえぐられてます。
このえぐられは貧弱なコア腰パーツやホールドパーツ自身の強度を考えたものだという意見でまとまってますね。
となると、逆にラバーとかつけるのに気が引けたり。
また、セイバーウイングには、ウイングの展開範囲が広がる改良がほどこされていますよ。
先行版での可動範囲はLv.1とLv.2の2段階で、それ以上の段階へのシフトは特に意味がありませんでした。
でも今回の初回版では、ブースター本体に開いた、羽パーツを取り付ける軸を通すための穴が、外側へ大きくなっています。
これによりスライドパーツの可動範囲が広がり、ウイングの展開もLv.4まで可能になり、かつレベルに応じてきちんと威力もかわっています。
ただ、穴が広がったことで基準となる拘束力が低下し、同レベルの威力では先行版のほうが高くなってます。
だいたい初回版のLv.4と先行版のLv.2が同じくらいでしょうか。
まぁいずれにしても、このLv.3以上の展開は取説にはないウラ技ですが。
それ以外の先行版からの変更点は特になく。
先行版コバルトブレードレポートを参照してください。(手抜き