コアビーダマンは、ドライブショットが撃てる「ドライブホールド」を装備。左右クロウは、真横からに上にエッジ部分のみが上に伸びた形状になっている。
バレルは、ショートタイプで締め付けも強め。だが言ってるほど威力は出ない。バレル内部のビーダマが転がる面はフラットで、まぁ標準的。
グリップのカバーはデコボコが多いエッジタイプ。なんで発射ブレが抑えられるのかわからない。
総合的には、威力もそれなりに出て、そこそこ扱いやすく、意外とバランスのいい機体。

コアビーダマンの「ローラーホールド」についてるローラーは、かなり小さな径だけどそれなりに役割は果たしている。でも２爪特有のブレやすさが目立つ。
バレルは中位の長さだけど、設計ミスかなんかでホルパの締め付けがかなり強く、ぼっけー威力がＵＰする。また、バレルを上下分割にすることで、ビーダマにリブ一枚で接触するため、抵抗が少ないかもしれない。
トリガーグリップはマグナムイフリートと同じギヤ比。カバーはデコボコの少ないフラットタイプで、抵抗が少ないらしい。
総合的には、初期３機の中では一番バランスが悪いと思う。ただ、ノーマル状態での威力は初期３機で最強だし、改造するには持って来いな気がする。

コアビーダマンには安定性の高い「ラウンドホールド」を採用。イフリートと同様に真横のクロウからエッジ部分が上下に延びた形状になっている。赤鬼青鬼の金属棒ビーダマンを思い出したのはせとのだけ。
バレルは長めで、ビーダマ接触面が２本のレールになっていて、精度はかなり高いはず。威力ＵＰ率は初期３種で一番低い。
トリガーグリップは、こいつもイフリートととかと同じ標準ギヤ比。カバーは程々にデコボコしてる。デザインだと言い張れば何も言わないのに。
総合的には、結構扱いやすい機体。威力も低すぎるわけではなく、初心者にお勧め。ちなみに「バル（BAL）」って何なの？ってことで、いろいろ調べた結果、ファッションビルとか解毒剤とかしかヒットせず、もっともそれっぽいのは「バランス（Balance）」の略で「Bal.」てのが一番有力な感じ。

98口径弾を発射することのできるクラッシュウエポン。
ホールドパーツはＦＯの４爪タイプ。うち１本のクロウにはラバーが装備されていて、スピンボールを発射できる。
また、ホールドパーツ自体が回転する「リボルバーホールド」を採用しているため、ドライブ、バックスピン、左右横回転などの撃ち分けが可能。
このリボルバーホールドは、ウエポン自体を左右どちら側に装着した場合でもドライブを撃てるための構造の副産物的な意味合いを感じる。
発射速度自体は並と言ってもいいレベルですが、大きめラバーによるドライブのかかり具合と、98口径の大きさがもたらす効果を加味すれば、かなり有効なパーツ。
発射方式にしても、インアウト一体回転型トリガーという今までにないタイプのトリガーであり、一見の価値あり。
ただ、ホールドパーツの固定が弱いせいで、発射と同時にホールドパーツが外れかかり、ビーダマがつまってしまう現象が発生することがある。
また、発射口から弾を装填するタイプなので、装填に力とコツが必要なので、総じて結構上級者向けでもある。

名前のとおり、ビーダマを一度に３発発射できるクラッシュウエポン。
ホールドパーツ自体はありふれたＦＵ２爪だが、２つの爪が上下に配置されるよう横向きに装備されていて、下側の爪に付いたラバーによってドライブショットが可能となっている。
発射の仕組みは、トリガーと一体となったホールドパーツを後ろに引くことで発射する、いわゆるギガバーストシステムの応用。
上面に穴が開いており、そこからビーダマを装填するため、直接発射口から装填するグレネードショットなどよりは扱いやすい。
ストロークの長さのためブレやすくて一直線に並ぶことはまれで、発射威力自体も低いので、攻撃用としてはあまり期待できるものではない。むしろその弾幕効果で防御やかく乱に使える可能性がある。
グレネードショットではホールドパーツ自体を回転させて左右どちら側の取り付けにも対応させていたが、このトリプルランチャーでは、ビーダマンに取り付ける軸部分を回転させることで左右に対応させている。

ビーダマを貯めておけるマガジンパーツ。
マガジン自体には７発貯蓄可能で、ビーダマンに取り付けた状態での最大貯蓄量は９発となる。
マガジン内部はＳ字型にビーダマが収納されるようになっていて、スムーズなローディングが可能な上、貯蓄量の割りに低重心で安定性が下がりにくい。
ビーダマンとの接合部分には「可動シャッター」が設けられており、マガジンを外した状態ではとシャッターが閉まっていて、ビーダマをマガジンに貯めた状態で持ち運ぶことができる。
またアニメのように空になったマガジンを外し、すばやく次のマガジンを装着することも可能になっている。
そういった傾向のためか、上部のふたを開けると、ビーダマの投入口は存在するものの、それはとてもビーダマの装填がしづらい形状で、継続的な連射には不向きである。

銃身が長くコントロール性能が高い上、ホールドパーツ拘束能力も高く、発射パワーをＵＰさせることもできるバレルパーツ。
発射威力の増強は、おおよそブリッツガルーダ付属の67ミドル程度で、つまり結構強め。
やはり長い分取回しは悪いものの、バレルとしてのコントロール性能は申し分ないので、狙いがうまくつけられない人にはお勧め。
また、クラビーのガングリップ方式の撃ち方と、子供用のグリップやトリガーの小ささが相まって、大きな手の人はより発射ブレを起こしやすい傾向があるので、そういう大きなお友達にもお勧め。

バトルビーダマンカートリッジシステムシリーズのバレルやマガジンを装着するためのアダプターパーツ、バレルとサーバーのセット。
カートリッジシステムのゼロアダプターと併用すればゼロ系のバレルやマガジンも装着可能となるのでかなり汎用性が高い。
また、アダプターバレルはカートリッジシステムのコアと同形状なため、同シリーズのＤＨＢユニットまでそのまま装着可能となる。
さらに、特筆すべきはこのアダプターバレルのホールドパーツ拘束能力の高さで、アダプターバレル自身の抵抗の少なさも相まってか05年12月現在で最強の発射威力ＵＰ率を誇っている。
サーバーのほうも、装填のしにくいローディングマガジンに比べれば、単品の状態でもかなり装填がしやすい。
総じて、当面の間は最も実用的な商品であることに間違いない。