スーパービーダマン 139 ファントムレオン


2000年3月発売 680円(税別)




■組み立てレポート

07/05/04
●入っているもの

左:Aランナー。ABS製。シリーズ共通のEXフレーム。
右:Bランナー。ABS製。ヘッド、フット、コアハウジング


左:Cランナー。POM製。アーム、トリガーベース、ヘッド飾り
右:Dランナー。POM製。ホルパ、トリガーなど。


小ランナー。POM製。サーバーとローラートリガー用アダプター。
シール、金属部品ケース、取説。

●組み立て

ヘッド固定まではイーグルと同じなんで略。
飾りに関しては、イーグルはセンターが大きくて左右が小さく、
逆にレオンは左右が大きくてセンターが小さい。
合体させると両方の大きい方を使うっていうグリフォン系の代表的特徴。
ついでにイーグルのおでこは尖がってて、レオンのは四角いのもね。


合体機能のために特殊なホールドパーツが変形するレオン。
アームはその変形のための要となっていて、色々パーツが引っ付きます。
まず左の画像がホルパを発射形態で固定するためのパーツをリベットでとめたとこ。
右の画像がウイングをリベットで固定してるところ。
このウイングはホルパをバレル形態にするときロックするために必要になります。


アームをフレームへネジ止めも省略して
レオンのショルダーも左右非対称で、イーグルとはちょうど逆の形状になります。
ちなみに、レオンはその独特なホールドパーツ構成のために
別売りの締め撃ちサポートパーツ系には対応していません。取り付けることすらできません。


連射タイプらしくエッジはローラー。


ホールドパーツの構成はある意味イーグルとよく似てて、
左右が完全に独立していて、それぞれをコアハウジングにリベットで固定。
イーグルとの構造的な大きな違いは、レオンのホルパはリベット1軸以外は
どこにも固定されておらず、その軸を中心にクロウがクルクル回転できるってこと。
そのため後で説明するようにアームのサポートが無ければ
ホールドパーツとしての機能を果たさないという・・・。
あーところで、個体差だと思うけど、この子、リベット穴の成型が悪くて、
ちょっと加工しないとリベットささらんかった(汗。


そしてホルパを付けた左右のコアハウジングを合わせてビスでロック。
イーグルのようなスライドロックパーツは一切なし。


さぁ、コアを本体へ挿入。(?フレームをコアへ挿入してるのか?
ほら、この画像とか特に分かりやすいですが、
本体へ取り付け前はホルパがクルクル回ってるけど、
奥まで差し込むと、アームの2つのパーツがホルパをしっかりと挟み込んで固定してます。
ちょうどホルパの後半がカウンタレバーのように作用してるんですね。


んで、まぁ、トリガーの組み立てはイーグルとまったく同じなので省略して。
そのトリガーをフレームへ挿入して、フットを取り付ける。


フットのプレートをスライドして全体をロック!
最後にもう1つの特設機能であるサーバーを取り付けて完成!



そんな感じで、これまた合体のために独特な構造をしているレオンでしたー。
ローラーホルパだし、サーバーも標準装備だからそれなりに連射タイプと言張れるとこがイイ。


ちなみに、もう一度ホールドパーツロック部を確認。
あー、これトリガーベース自体も、ホルパロックに貢献してるんですね。
けどどっちにしても、この信頼性の低い固定方のせいでスパビー全盛期としては
それほど威力が出てない感じもあります。
そういった意味で、ローラートリガーをアダプターを用いて取り付けた場合の方が、
信頼性が上がって威力も少し上がってたと思います。
詳しくは今後の威力計測の結果で。


■速度計測


ファントムグリフォンへの合体を参照
競技玩具研究所
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