スーパービーダマン 140 ブレードオロチ
2000年5月発売 680円(税別)
■組み立てレポート
06/12/29
●入っているもの
Aランナー。ABS製。EXフレームのシリーズ共通ランナー。
Bランナー。PP製。ローラー、蛇足、ツノ。
PP製なのはローラーのためでしょうか?
Cランナー。ABS製。アーム、トリガー、バレルアダプター。
Dランナー。POM製。ヘッド、ホルパ、トリガーベース。
ランナーのサイズを揃えるためとは言え、頭をPOMにするってのは何とも・・・
ラバーランナーと、この頃の流行部品箱。
スプリングのほかは、大ビス2本と小ビス5本、ホルパローラー固定用リベット2本。
シール。左上の黄色いのは初回版に付いてたターゲットの目用。
●フレームとヘッドの組み立て
EXフレームの左右をビス止めで固定。
ヘッドにツノをつけて、
さらにそれをEXフレームに取り付け、
ビス2本で固定。
こういったツノのアイポイント以外の実用的な機能ってこいつくらいしか持ってなくて、
実際この機能自体もかなり理にかなった仕組みなわけで。
いや、ホント、ただただ感服するばかりです。
●コアの組み立て
ホルパ本体にラバーを取り付け。
上爪と一体化したホルパハウジングにホルパを装着。
左右の爪にローラーを乗っけてリベットで固定。
コア完成。
●コアとアームの取り付け
コアをフレームに挿入。
フレームを内と外からしっかりと挟み込んでかなり強固に固定。
アームはビス大で固定。
一応メガキャやクラッシャーボルトも取り付けられるみたいですが、
接触部がローラーのまんまなのってローラーの意味無いでしょう?
●トリガーの組み立てと取り付け
バネをつけたトリガー本体をトリガーベースに挿入。
サークルトリガー先端パーツを取り付け、90度回して固定。
サークルトリガー先端上部のカッティングが、
大径ローラーによるストローク延長に対応。
この頃からホルパの形状によるトリガーの互換性の制限が問題になってきました。
トリガーはフレームの後ろ側のスリットに挿入。
●フットの組み立てと取り付け
左右のつま先パーツを小ビスで固定。
ロックプレートを取り付け。
フット完成。
「スネークフット」って名前、日本語訳すると「蛇足」って話が当時流行ったような。
フレームにフットを取り付け。
ロックプレートを押せば、コアとフレームがフットを通して一発ロック。
完成。
バレルアダプターが付属。これを別売りのバレルに取り付ける。
●威力テスト
ノーマル発射 |
9.85km/h |
10.00km/h |
9.60km/h |
ブレードホーン による締め撃ち |
14.29km/h |
14.52km/h |
11.81km/h |
左右爪と下爪ラバーの位置関係からドライブ回転はそんなに無いですね。
それに、威力自体もそんなに大したことないです。
ただ、ブレードホーンの締め撃ち効果はかなり大きいです。
また、ローラーの回転は確実で、発射がスムーズという点ではかなり秀逸だと思います。
しかし、それと引き換えに長いストロークが必要となり、
互換性の面で問題を残した機体でもあります。
その問題点からホールドパーツをトリガーを
ワンセットにするというコンセプトに必然性が出てきたと考えられます。