【競技玩具研究所】 クロスファイトビーダマンまとめ



■過去のビーダマン


今まで登場したビーダマンを再確認!
よくよく考えると、うちのサイト、意外ときちんとまとめてないんですよね。
最終更新:2011/05/04 ※随時更新中

◆初期ボンバーマンシリーズ


ビー玉を発射する玩具「ビーダマン」のスタートとなったシリーズ。 人気キャラクター「ボンバーマン」とタイアップしていて、 キャラクター玩具としての印象が強く、また、基本的には連射ができません。 しかし競技的な紹介もされ、「しめ撃ち」「片手撃ち」など競技テクニックも生まれました。2010/06/05

◆スーパービーダマンシリーズ

ビーダマンの競技性に特化した最初のシリーズ。 最初はボンバーマンの形状を引き継ぎぎましたが、 マンガの連載に応じてスーパービーダマンオリジナルのデザインに移行しました。 シリーズを通じて、多種多様な発射ギミックを輩出し、その後の競技用ビーダマンシリーズの基礎を築きました。2010/06/05

▼スーパーボンバーマンシリーズ


ボンバーマンタイプのビーダマンに連射機能を持たせると同時に、 機体の各部位を分解・組み替えを可能にした「コンバートシステム」を採用しています。 さらに「パワーウイング」「マガジンサイト」「ロングバレル」といった 基礎的な拡張パーツも発案され装備することができます。 その高い汎用性から、次のOSビーダマンシリーズでも 「スパビーベーシック」と称した標準的なノーマル機として運用され、 専用の拡張パーツも追加されました。2010/06/05

●51 スーパービーダマン しろボンバーマン


1995/11/発売 定価\500(税別)
スーパービーダマンシリーズ第1号。
拡張パーツは「パワーウイング」、および、「ダブルトリガー」。
「パワーウイング」はホールドパーツの後部の突起(競玩研ではカウンターレバーと呼称)に 装着することでホールドパーツを矯正し、発射威力を上げるパーツです。 この商品にはパワーウイングが3タイプ付属していて、交換することにより発射威力を調節することができます。 取説ではこのパワーウイングの選択による発射威力の変化のことを「選択バサミン力学」と洒落っ気たっぷりに呼んでいますが、 カウンターレバーによる発射威力の矯正は競技用のビーダマン全般を通して重要な機構のひとつと言えます。
「ダブルトリガー」はトリガーの指で押す面がトリガー2つ分上下に並んだ形状となっていて、 両手の親指でトリガーを押すことができます。 これにより、パワーウイング装着による発射抵抗の増加に対応することができます。2010/06/05


▼OSギアシリーズ


ビーダマン本体に、強化外骨格となるOS(オーバーシェル)ギアを装着することで、 機体の強度や拡張性を上げることができるシリーズ。 このOSギアはそれまでのスーパーボンバーマンビーダマンにも装着可能で、 シリーズの一部にもスーパーボンバーマンタイプが含まれますが、 シリーズの根幹はOSギアを装着することが前提となっているオリジナルデザインのビーダマンになります。2010/06/05

●79 ファイティングフェニックス


1996/12/発売 定価\780(税別)
OSシリーズ第1弾にしてオリジナルデザイン第1号。 またビーダマンシリーズ全体を通しても最も人気といえる「フェニックス」シリーズの1番目。 漫画では主人公「戸坂玉悟」の愛機。
3本の爪でビーダマをホールドし、下爪のラバーにより発射したビーダマに順回転を与えた 「ドライブショット」を撃つことができる「デルタシステム」をホールドパーツに採用しています。 それを実装するために、それまでのスーパーボンバーマンとは全く異なった 左右分割タイプのボディ構造が採用され、その後のビーダマンに大きな影響を与えました。
アームはボディを貫いたホールドパーツに直結されていて、 アームを締め付けることで「しめ撃ち」を行うことができます。 その機能はOSギアを取り付けた状態でも有効で、 OSギアのアームの形状と剛性から、より強力にしめ撃ちをすることができます。 さらに下爪とフットパーツの固定軸も直結しており、 通常のしめ撃ちに加え、頭部を下方向に押さえつける「3点締め」が可能で、 さらに発射威力が増します。
付属パーツとして可変翼になったことで1つで3段階の威力強化が可能な「パワーウイング2」、 「ダブルトリガー」の発展系と言える「マルチトリガー2」、 特製強化材料が使われていると表記されるも定かではない専用カラーの「OSギア」がセットされています。2010/06/05
ファイティングフェニックス組み立てレポート(2006/12/05公開)

●84 スナイパースペシャル


1997/3/発売 定価\780(税別)

●90 ワイルドワイバーン



●94 スタッグスフィンクス


1997/07/発売 定価\780(税別)

●102 マスター攻略王スペシャルII


1997//発売 定価\580(税別)

●109 ユンカーユニコーン


1997/11/発売 定価\580(税別)

●112 ケーニッヒケルベロス


1997/12/発売 定価\680(税別)

●113 Dr.タマノスペシャル


1998/01/発売 定価\1500(税別)

▼PIシリーズ


PIはプラグインの略。マガジンやトリガーをボディ背部のレールに次々と挿入することから由来。
OSビーダマンの強度的な問題を解決すべく、 OSギアによる補強でなく、ビーダマンのボディそのものを強化し、ビス止めを活用したシリーズ。 ホールドパーツの後ろ側が繋がる部分を廃した形状(競頑研では「U型」と呼称)の採用により、 ホールドパーツ後方の自由度が飛躍的に向上したことで、多くの画期ギミックが生まれました。2010/06/05

●114 バトルフェニックス


1998/03/発売 定価\780(税別)
PIシリーズ第1弾、「フェニックス」シリーズの2番目。
NEWデルタシステムは、左右の爪にシューティングローラーを標準装備することで、発射精度を向上してます。
また、フェニックスシリーズの代名詞とも言える、スプリングの力でホールドパーツを締め付ける「キャノンサスペンションシステム」が実装されました。 スプリングの中を通るシャフトにはダイキャストを使うことでボディの重量が増し、機体を安定させることができます。
このバトルフェニックスは専用のチューンナップパーツが発売されたり、ボディが金属製で各パーツがバージョンUPした限定高級モデル「アルティメットフェニックス」が登場するなど、 ギミックや拡張パーツに頼らず、細かなセッティングや改造で機体性能そのものを強化する運用方法が多く採られました。2010/06/05

●115 アイアンサイクロプス


●116 JBAプロト01


●117 ブラストグリフォン


●118 バリアントワイバーン


●120 ノーチラスポセイドン


●127 マスター攻略王SPII


●128 バーニングアトラス



▼アニメオリジナルシリーズ


「スーパービーダマン」のアニメがおはスタで放映された際、版権上の都合でボンバーマンタイプを使用できないことから、 タマゴたちがOSビーダマン以前に使用していた設定のビーダマン。
スーパーボンバーマンタイプ同様にカスタムパーツやOSギアでの運用が可能ですが、 構造的には頭部と胴体が一体化し、前後分割されることで、よりシンプルかつ合理的になっていて、 後にバトルビーダマンゼロなどにもこの構造が採用されます。2010/06/05

●124 ホワイトビーダマン


●125 ブラックビーダマン


●126 ブルービーダマン



▼EXシリーズ


PIシステムの発展系PI-EXシステムを採用したシリーズ。 「EX」は「エクステンド」の略で発展・拡張のような意味。
ボディ背部のレール部分周辺及び足のロック部分をシリーズを通して共通パーツとする事で、 機体強度をUPすると同時にホールドパーツユニットの交換を可能にしています。 この本体のフレーム部分をシリーズで共通化することは開発コスト面でも優秀で、 バトルビーダマン以降、積極的に取り入れられます。
また、特殊なギミックを機体本体とは別売りパーツとした 「パーフェクトモード」の概念を取り入れることで、 本体商品自体の価格高騰を抑えることにも成功しています。 これは本体商品の数のわりにホールドパーツやトリガーパーツの種類が豊富になる事にも繋がり、 シリーズの人気を支えました。2010/06/05

●129 コンバットフェニックス
   +P-66メガキャノンウイング


1999/07/発売 定価\680(税別)
EXシリーズ第1弾でフェニックス3番目。
デルタシステムからさらに2つ爪を追加して逆5角形の配置をした「アストラルシステム」、 メガキャノンウイングが無い状態でも、アームに内蔵されたスプリングでホールドパーツを常時締め付ける「アームスプリング」、 スムーズなビーダマの装填と、ラバーパッドによる大型の押し面をもった「スタビライズトリガー」、 などの機能を持っています。
さらに別売りの「P66 メガキャノンウイング」を装着することでパーフェクトモードに。 ビーダマンシリーズ全体でも屈指の発射威力を誇り、現在でも最も人気のある機種と言えます。
メガキャノンウイングは、フェニックスシリーズ専用だった しめ撃ち強化機能を、シリーズ内で互換性のあるパーツとして取り出すための最初のアプローチであり、 取り付け位置の異なる各ホールドパーツに対応したアームに装着することで、 通常の左右位置に爪を持つホールドパーツの強化パーツとしても運用できます。 このことは、それまで困難だったデルタシステムと通常ホールドパーツの完全互換のための その後の試行錯誤のきっかけとなりました。2010/06/05
コンバットフェニックス 組み立てレポート(2006/11/13公開)

▼Rシリーズ


Rはレボリューションの略。
それまでの進化において、機体自身の強度・性能、 機体間のパーツ互換性、追加パーツによる拡張性、独創性を持ったギミックの実装 の全てを追求した結果、 機体の構造が複雑になり、小さい子供には組み立てが困難という問題が起こり始めました。 さらに、スーパービーダマンシリーズも5年が経過したためユーザーの世代交代を進めることや、 どんどんと高性能化、特に高威力化するシリーズを一度仕切りなおす意味も含めて、 シリーズ名を「スーパービーダマンR」としました。 具体的には、ネジを使った組み立てが必要な部品は組み立て済みとすることや、組み立ての必要が無い完成品を発売、 機体間の互換性は完全に廃し、その分個性的な発射機構を実装することを重視しています。 しかし、ノウハウの蓄積に伴い、シリーズが進むにつれ組み立て済み部分は徐々に減って行き、より理想的な組み立てキットの形を体現して行きます。 また、「Rジョイント」と呼ばれるネジなしでネジと同等の固定ができる方式が実用化され、その後しばらく重宝されます。2010/06/07

●141 ガーディアンフェニックス


2000/7/発売 定価\780(税別)
Rシリーズ第1弾、フェニックス4代目。
最大の特徴は巨大なウイングで、これは初代ファイティングフェニックスのパワーウイング2を進化させたものといえます。 そして、ホールドパーツの構造やキャノンサスを装備しない点、基本的にそれまでバトル→コンバットと進化してきた流れとは異なり、 しめ撃ちではなく可変パワーウイングによる強発射を目指した方向にファイティングフェニックスから直で進化したものと考えられます。 このことは、この小柄なボディや配色を見ても容易に想像することができます。
この点は漫画の設定におけるガーディアンフェニックスとそれ以外のフェニックスの開発の経緯の違いにも反映されて、最近では見られないよく考えられたストーリーだと感嘆します。
また、商品の組み立てに関しては、本体部分はほとんどが組み立て済みの状態で入っていて、ユーザーはそれに頭部や腕、足を取り付けるのみの簡単なものとなっています。2010/06/07


▼Eユニットシリーズ


「E」の意味は不明。でも個人的にはエターナルエクリプスのE説を提唱。
Rシリーズの互換廃止は人気がなかったのか、機体間での互換をEXシリーズよりさらに重視したシリーズ。
PI系列とは異なった方式で、ヘッド、ブレスト、コア、アーム、フットの各ユニットをシリーズ内で完全互換できるようになっています。
EX、Rと新しい発射ギミックが多く提案され、その中でホールドパーツとトリガーの関連性が以前よりも重要と認識されたのか、 ホールドパーツはトリガーとひとまとまりになった「コアユニット」に集約されているため、トリガーのみの交換はできなくなっています。
そのコアの構造はエターナルエクリプスに酷似しており、そこから進化したものと推測されています。
バトルビーダマンシリーズへ半ば強制的に移行されたためか、シリーズ打ち切り状態となっていて、 パーツの種類を見てもシステムの特徴を完全に活かしきれていない印象です。
組み立てに関しては、組み立て済み部分の一切ない完全組み立てキットとなっていて、 Rジョイントおよびそこから派生したRリベット、またバトルビーダマンやクラッシュビーダマンでは主流となるロックパーツによるスライドロック機構の多用により、 ネジを一切使用していない組み立てが確立されました。2010/06/09


●158 ヴァンガードフェニックス
   +P-87バスターキャノンサーム


2001/7/発売 定価\780(税別)
5代目にして最終形態となったフェニックス。
プロト機でもあるミラージュイーグルが先に登場したため、フェニックスとしては珍しくシリーズの1号ではない商品となっています。
「デルタシステムコア」のホールドパーツ形状は、パワーウイング廃止に伴ってカウンターレバー形状がなくなった以外は、下爪全体をラバーで覆ったガーディアンフェニックスのデルタシステムと酷似したつくりとなっています。 また、しめ撃ちパーツであるアームユニットをシリーズ内で完全互換させるため、デルタシステムでは初めて真横からの締め付けに対応した形になっています。
ヴァンガードフェニックス単体では「キャノンシールドアーム」が付属し、単純な締め撃ちのサポートのみとなっていますが、 スプリングの反発によって常時締め撃ちを行いつつ、手による締め撃ちにも対応した、要するに従来のキャノンサスシステムである「バスターキャノンアーム」を装着することでパーフェクトモードとなります。2010/06/09
ヴァンガードフェニックス組み立てレポート(2007/02/07)

◆爆外伝シリーズ



◆バトルビーダマンシリーズ


スーパービーダマン後期の裏側で、同じ旧タカラが展開するベイブレードが大流行となり、 各メーカーが「バトルホビー」の概念を重要視するようになりました。タミヤはミニ四駆をダンガンレーサーに路線変更、 バンダイはミニ四駆でベイブレードをやったような「クラッシュギア」が人気に。 そこで人気が陰り気味だったビーダマンもバトル要素を重視したシリーズに半ば強制的に乗り換えることになります。 具体的には、ビーダマン自身にターゲットとなるアタックポイントを装備し、相手のアタックポイントを狙って撃ち合う「ディレクトヒットバトル(DHB)」をオフィシャルバトルとしています。
シリーズ初期ではこのDHBに特化した構造のビーダマンを展開しましたが、 途中からはスーパービーダマンと同様の汎用性の高い構造を採用しディレクトヒットバトルは専用のDHBアーマーを装着することで可能に。 さらにアニメ化に伴いシリーズを充実させましたが、 終盤では路線が不安定になり、そのままクラッシュビーダマンシリーズに移行されます。2010/06/09

▼初期(DHB機)シリーズ


ビーダマンのボディ内に、頭部が開いてメダルを排出して発射不能になるギミックを内蔵。 そのため、ぼてっとしたシルエットになっています。 しかし、コアユニットを中心にアームやフットをRリベットで換装し、 さらにトリガーの換装も可能な構造は、スーパービーダマンのEユニットから進化したと考えられます。
ビーダマン単体でのディレクトヒットバトルは意図的に不可能となっていて、 ビーダマの飛び出しに対する安全対策のためにサイトシールドを装着することで、そこに内蔵されたバネの力でギミックを発動できます。 また、単に別パーツ化しただけのアタックポイントを装着する必要もあります。2010/06/09


●01 コバルトソード


2002/03/発売 定価\880(税別)
バトルビーダマンシリーズ第1弾、 漫画「B-伝説!バトルビーダマン」の主人公「大和ヤマト」の愛機「コバルトシリーズ」の初代。
巨大なツノと小型化された腕と脚が特徴。DHB機シリーズの特に初期は共通のコアユニットを使い回していて、 機能上特別なパーツが付属されているわけでもないので、特筆できるコメントがないのがしんどいです。2010/06/09

▼リミテッドモデルシリーズ


DHB機シリーズ展開中に唐突に登場したシリーズ。事実上スーパービーダマンのOSシリーズの復刻。
それぞれ色違いのどれが出るか分からないランダムブースター形式となっています。
今思えば、これがゼロシリーズに路線変更するための検討をかねてたのかも知れませんね。2010/06/09

▼ゼロシリーズ


それまでのDHB特化型から一新、スマートなボディの汎用タイプビーダマンとなりました。
ボウリングやホッケーなどの競技をするための商品セットも発売され、DHBにこだわらない商品展開となっています。
「素体ゼロ」と呼ばれるビーダマン本体に、 デザイン面での個性や機能的な変化を出すためのアーマーパーツを装着することで、よりオリジナリティのある改造をすることができます。
素体ゼロの構造はスーパービーダマンのアニメオリジナルシリーズに酷似しており、コスト面、強度面にいおて非常に合理的となっています。 しかし、スーパーボンバーマンシリーズやアニメオリジナルシリーズで問題になったように、シリーズ共通のノーマル素体、標準的なホールドパーツしか存在せず、ギミック的な充実度は高くありません。
DHBに対応するには専用のDHBアーマーに換装する必要がありますが、DHBアーマーはそれ以外の機能的なアーマー(マガジン、バレル、背部ブースター等) と併用することができず、その辺にも不満がありました。2010/06/09

●25 コバルトブレード


2003/07/発売(6月WHFで先行販売) 定価\680(税別)
ゼロシリーズ第1弾、コバルトシリーズ2代目。
昔で言うパワーウイング、バトビーで言うところのパワーブースター「コバルトウイング」を装備していて 発射威力が高いパワータイプになっています。
ツノ部分は安全性のため軟質素材を採用。シールがはがれやすいです。 再生産分からは素材をスチレン系エラストマからEVAに変更。質感と強度が良好になりますが、シールがはがれやすいです。
12月にはアニメ化に伴いアニメバージョンとして再登場(41 コバルトブレード アニメバージョン)。 アニメバージョンはシールがメタリック仕様となっている以外はそのまま。2010/06/09
バトルビーダマンZERO先行レポート(2003/06/29公開)


▼ゼロ2シリーズ


ゼロシリーズの素体の頭部と胴体を別ユニットとし、胴体部(コアユニット)のバリエーションを増やすことを目的としたシリーズ。
要するにスーパーボンバーマンのコンバートシステムとほぼ同じです。 しかし、技術的な進化を感じられ、ボディの剛性はもちろん、コンバートシステムの時は実現できなかった前後分割ボディでデルタシステムのホールドパーツに対応できています。 このことで前後分割ボディの信頼性は飛躍的に向上、前後分割方式は以降の主流のボディ構造となります。
ディレクトヒットバトルでは、新たに専用の「DHBコア」が登場、コアのバリエーションが増える一方でDHB時の性能はゼロ初期と同様みんな同じ方針となります。2010/06/11

●67 コバルトセイバー


2004/07/発売(6月WHFで先行販売) 定価\700(税別)
ゼロ2シリーズ第1弾、コバルトシリーズ3代目。
コアユニット交換が可能になったことで、新たに「デルタコア」を搭載。 デルタシステムの逆三角形は踏襲しているものの、下爪にラバーはついておらず、ほとんど回転はしません。
コバルトウイングの進化系「セイバーウイング」も装備されていて、 固定だったコバルトウイングに対して、ファイティングフェニックスのパワーウイング2同様に可変翼となっています。 2010/06/11
コバルトセイバー先行レポート(2004/07/11公開)
コバルトセイバー商品情報(2004/08/24公開)

▼ゼロ2必殺球シリーズ


アニメ2年目移行に合わせた、旧シリーズからの半年進化ということで、 ゼロ2の雛形はそのままに、より複雑なギミックと、新たに「必殺球」を導入しています。
必殺球(ストライクショット)は要するに変形版ビーダマであり、ガラスとは異なる材料で作られたり、 ビーダマ自体にギミックを持っていたりします。
この頃、ビーダマン自体の総合的な完成度はピークを向かえ、機体構造の合理性はスバビーのそれを凌駕している考えられました。 そして、このままゼロ2素体をベースに進化していけばギミックの充実性もスバビーをしのぐ可能性を持っていると思われました。 しかし時代の流れはいつも厳しいものとなります・・・。2010/06/14

●84 コバルトセイバー ファイヤー


2004/12/発売 定価\780(税別)
コバルトシリーズ4代目。
アーマーの一部を旧コバルトセイバーから流用しているものの、ギミック要素は大きく進化しています。
まずコアユニットですが、旧コバルトセイバーのデルタコアでは下爪のラバーが省略されていたため高回転のドライブショットは不可能でした。 しかし今回は下爪にラバーを配した完全なデルタシステムであり、デルタコアと区別するため「ドライブコア」と命名されています。
次にブースターユニット「ファイヤーウイング」ですが、カウンターレバー自体は固定式のパワーブースターとなっています。 しかしブースターは前方に延長され、ショルダーアーマーもかねています。 このショルダーアーマーは、普段は握りやすいグリップとして使用できますが、 前方に展開することで、スプリングの力でホールドパーツを締め付けるキャノンサスとして機能します。
さらに、必殺球として「ドライブ弾」が付属。 プラスチック製のビーダマに帯状のラバー部分が配され、この部分がデルタ系の下爪と接触することで、 より強力なドライブ回転を得ることができます。2010/06/14
コバルトセイバーファイヤー商品情報(2005/01/16公開)

▼カートリッジシステムシリーズ


必殺球の特にドライブ弾系のものは、発射の際、帯状のラバーと爪との向きをあわせる必要がありました。 その問題を解決するために、カートリッジにあらかじめ必殺球を向きを合わせて入れておき、 必要なときにそのカートリッジを装填、発射する「カートリッジシステム」が採用されます。
カートリッジには2つの必殺球やビーダマをセットしておくことが可能で、 通常時はマガジンからのローディングで単発でビーダマを発射し、 必要なタイミングでカートリッジをロードすればダブルバーストの発射が可能になります。
ボディ構造自体もゼロ2素体から大きく進化しており、ボディの前後分割は踏襲しつつも、 ホールドパーツはスーパービーダマンのPIシステムのようなU字型のものが採用されています。 アームは90度回転させるとロックされ、ゼロ系のただ差し込むだけのものより確実に固定でき、 マガジンやトリガーユニットもPIシステムのようにボディのレールにスライドさせる方式で、 プレート状に左右一体となったフットを差し込むことで固定できます。 素体にアーマーを装着するという概念は廃止されましたが、共通ボディを流用させることでコストを下げる方向性は維持されています。
このようにゼロ系からカートリッジシステムへの進化は、スーパービーダマンがOSからPIに進化したのによく似ており、 構造的な合理化はさらに向上するかと思われました。 しかし、カートリッジの運用を重要視したため、ギミックにバリエーションが生まれず、中途半端な幕切れとなります。2010/06/16

●106 コバルトブラスター


2005/07/発売 定価\840(800)

▼デジタルビーダマンシリーズ



◆クラッシュビーダマンシリーズ


バトルビーダマンシリーズは一定の人気、成果をあげたものの、カートリッジシステムで拡張性や発展性を広げられず、 またアニメも二年目となりストーリー的な限界もあってか、シリーズを一旦終了とします。 そして、ビーダマン本体の構造、シンボルバトル、マンガ・アニメのストーリーを一新。 打ち切りからあまり時間を置かずに、新シリーズ「クラッシュビーダマン」をスタートさせます。

大きな変更となったビーダマンの構造は、 コアとなるビーダマンにガングリップが付いた大型のトリガーユニットとロングバレルを各機体が標準装備しています。 そのトリガーは人差し指で引く、文字どおり銃のトリガーのようになっていて、 前方のロングバレルと合わせて、ビーダマン全体が拳銃のような意匠となる、武器感・ツール感をコンセプトとしています。 このため、トリガーの構造がやや複雑となりましたが、 コアビーダマンのボディや一部のトリガーをシリーズを通じて共通とすることで低コスト化し、 それでいて外観的にはバレルやアーマーのデザインを大きく変えると同時に、 機体ごとにホールドパーツを変更して、バリエーションの充実感を強調しています。

シンボルバトルとなった、クラッシュタワーバトルは、 各プレイヤーの手元にブロック状に積み上げたタワーを、お互いに撃ち合い、先に相手のタワーを倒壊させ、 頂上のビーダマを落とした方が勝者となります。ディレクトヒットバトルに比べ、 相手を直接撃たないことから安全面にやや余裕ができ、かつ、タワーを崩す破壊感から威力以上に迫力も出るようになりました。

また、ビーダマン本体以外に、ビーダマ発射機構を持った「クラッシュウェポン」をビーダマンに取り付ける、 発射口増設の概念を持っていることもクラッシュビーダマンシリーズの特徴です。 任意のタイミングで通常発射とは別の発射系、発射ギミックを使い、バーストや特殊ビーダマの発射が可能となり、 必殺球やカートリッジシステムの思想を後継していると言えます。2012/01/03

▼初期シリーズ


●001 マグナムイフリート


2005/12/29発売 定価\840(800)

▼シンクロウエポンシリーズ


●027 ジャスティスイフリート


2005/12/29発売 定価\840(800)

◆メタルビーダマンシリーズ


●01 リュウライ


2007/07/14発売 定価\525(500)

◆その他



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