競技玩具研究所
下記はジオシティーズサービス終了に伴い該当サーバーから移設した内容になります。2019/03/30

カブトボーグV ミニレポート

2006/06/01


噂のカブトボーグV買ってきました。
いやー、イトヨーに無かったからザラスまでチャリこいじゃった。久しぶりに行ったら模様替えしてて、前表のほうだったコロコロホビーコーナーが裏のほうになってて結構探しちゃいました。


V01 ヘラクレスリッキーブル パワータイプ カブトシャーシ


V02 オウゴンオニクワガタ スピードタイプ クワガタシャーシ


いや、なんというかすごいカッコイイんですよ。
全高がガクッと下がった上に、ホイルカバーがワイド感を強調してて、相当カッコイイと思います。


んで、無印とV(ビクトリー)で何が違うのかといえば、まずシャーシが違うんです。
従来は1種類のシャーシに様々なパーツを取り付けていく感じでしたが、今回のVシリーズは頭部の可動ギミックをあらかじめシャーシと一体化させています。

右がカブトシャーシで、左がクワガタシャーシ。
カブトシャーシは従来の上下運動をするものですが、クワガタシャーシでは一部で見られた左右のアゴが開閉運動するのもがデフォルトになっています。
また、パッケージには、ヘラクレスリッキーブルーがパワータイプ、オウゴンオニクワガタがスピードタイプと表記されてるけど、シャーシのギヤレーションが違うのかは不明。


んで、今回全高がガクッと下がった理由は装甲の新しいジョイント方法のおかげ。
今まではシャーシの上にボディを載せて、さらにその上からアタックアーマーとかを載せる、要するに単純な多層構造でした。
しかしこのシリーズではアタックアーマーのジョイント穴をシャーシに設け、そのジョイント穴が装甲を貫通して露出するという形式になっています。
このことで装甲の分の無駄な厚みが無くなり、全高をガクッと下げることが可能になったわけです。
それゆえ、装甲の締結力が弱まったため、スライドロックパーツ方式が採用されてるわけです。



また、ワイド感を強調するホイールキャップですが、タイヤの穴にはキー溝が付いていて、空回りしない仕組みになっています。

現時点で、ホイールキャップは2種類存在し、ヘラクレスの方は全部ノーマルですけど、オウゴンの方に突起が付いたものが2つ含まれています。

この突起によって上下運動のできないクワガタシャーシの欠点を補ってるもよう。


あと、どうでもいいですけど、なんかクワガタシャーシのアゴの可動パーツ、左右で同じのが使いまわされてちぐはぐになってるんですが、これは製造工程でのミスなのか、それとも仕様なのか疑問です。



というわけで、カブトボーグVには相当期待できるんですが、そういえば騎刃王と被ってるんですよね。
個人的には、騎刃王よりはカブトボーグの方が好みのスタイルなんで、騎刃王さんにはもう少しがんばってもらいたいんですが、むしろ騎刃王とカブボが一緒になったような、基本的にはカブボの押し合いだけどフィールドの縁に来るとクルっとかわしたりなんかして、よりホントの相撲っぽかったりして白熱したり。

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