ダンガンレーサEVO速攻レビュー
ダンガンレーサーの次世代シリーズとして登場したダンガンレーサーEVO!
この画期的なマシンを早速画像たっぷりでレポートしたいと思います!!
EVOシリーズの最大の特徴はそのシャーシをフロント、センター、リアの3つのユニットに分割できることです。
さらに各ユニットの組み立て方式もユニットどおしの接合法も画期的な方法を採用していて、まさにタミヤの最高傑作です。
それでは、各ユニットをそれぞれみていきましょう。
まずフロントユニットから。
これはフロントのスキッドホイールを主な構成要素とするユニットです。
また、ノーズのエッジの形状が攻撃に影響すると想像されます。
キットにはフロントユニットのシャーシ部分が2種類入っています。
ひとつは「F-00」で、従来と同様のビス止めによるスキッドホイールの固定をすることができます。
もうひとつは「F-01」で、以下の写真に示すように、シャーシの下面からシャフトを通したホイールを入れ、
スナップ式のパーツで固定するような仕組みになってます。
このためスキッドホイールのすばやい交換が可能です。
次は電池ボックスが主要素のセンターユニット「C-01」です。
まず、スイッチと金具をセットし、これまたスナップ式のカバーで固定します。
電池ホルダはミニ四駆のVSシャーシと同じタイプの横跳上げ式。
次はモーター、ギヤー、タイヤなどの駆動系が積み込まれたリアユニット「R-01」です。
まず金具をのっけて、2パーツ1組のボディ固定用のパーツを乗っけて、
その上にマウントパーツを付けたモーターを乗っけます。
さらにモーターカバーを取り付けます。
モーターカバーはモールド部分を外して取り付けることも可能。
モーターマウントは実質上はセンターユニットとのジョイント部分で固定するため、モーターカバーは比較的緩めにできてます。
ギアボックスは下面がハッチ構造になっていてボディをつけたまますばやいギアの交換が…、
クラギみたいにホイールもシャフトごとスポっと外れてくれれば楽なんですがねぇ…。
さぁ、お待ちかねのシャーシ各ユニットのドッキングです!!
まずフロントとセンターのドッキング。
センターユニットをフロントユニットの上からスライドさせ、
センターユニットのスイッチカバーについているロックプレートを、ボディの取り付けスリットから覗いているフロントユニットの一部に差し込みます。
このとき、左右2個ずつ計4個のフロント側の軸とセンター側の穴がかみ合い、さらに剛性をあげています。
この穴は全てビス止めすることも可能で、ここ一番のときにはさらに剛性をあげることができます。
次はセンターとリアのドッキング。
フロントのときと同様に、リアをセンターの上からスライドさせます。
リアのロックの場合は、センターに取り付けていた横幅いっぱいのパーツをスライドさせリアユニットをロックします。
このとき先に述べたように、モーターマウントを同時に固定するため、固定時でのモーターマウントの取り外しは不可となります。(モーターだけ強引に取り外せますが)
またフロントのときと同様にリア側の軸2つとセンター側の穴二つがかみ合い、さらにネジ止めすることも可能となっています。
じゃぁそろそろボディのほうも組み立てますか。
今回のボディはネジ止め箇所がなくなりその分強度確保に力が入れられてます。
まず左右を合わせますが、ネジ止めがない分後方が開きやすくなってしまいます。
そこで後方にも小さなロックパーツを使用しその問題点を克服。
フロント側の固定はノーズパーツの力も借りますが、メインはシャーシのボディマウントに差し込むベロ。
まずベロのパーツをセットして、ノーズパーツを取り付けることによりベロが外れなくなります。
さらにノーズパーツのスナップ部分の隙間にクサビ的なパーツを差し込むことでちょっとやそっとどころか、かなりの衝撃に耐えられるようになってます。
ウイング部分は本体とウイングに分割でき、本体側には拡張可能そうな穴が。
おそらくここからネジを使いシャーシに頑丈に固定することが可能なんでしょう。
さーて、じゃぁボディをのっけますかね。
こちらの固定方法はTYPE-2シャーシと似てますね。
ロックパーツを前に滑らせることでボディを固定します。
外すときは「PUSH」とかかれているところを押すとロックパーツを下げることができます。
ただ、ウイング側はなぜか、ミニ四駆のウイングをつけるときと同様にただのはめ込み。
そんなこんなでウイングバルカン完成です!!
今まで「シャーシ+ボディ」の形式を一貫してきたタミヤ様ですが、ここにきてシャーシをユニット化するという大技を繰り出してくれました。
やっぱり、ベイブレードやクラッシュギアの影響を大きく受けたんでしょうね(まぁこいつらはミニ四駆の影響を大きく受けてるわけですが)
ぶっちゃけ、せとのも5年前頃にミニ四駆のシャーシをユニット化してみたいと思ったんですが、ジョイント形式でビスでは重たくなるしなー。
などとあきらめてたんですが、さすがタミヤ様。強度も手軽さもほとんどパーフェクトに完成してくれました!!
さぁ、あとは各ユニットを進化させていけば良い訳で。ちょうどベイブレード的展開をしていけばフレームは最低5年はもつでしょうしね。
RCユニットやリアサスペンションユニット、ステアリングやその他云々、すごいユニットを期待してます。