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日本で2006年に登場した、立体玩具とカードゲームとをかけ合わせた画期的競技玩具「爆丸」。
当時、競技玩具方面ではイマイチだったセガトイズが相当力を入れ、アニメ化までされた爆丸ですが、
その商品展開のちぐはぐさなどから、残念ながらヒット商品とならず、
見事なまでのフェードアウトを見せてくれました。
しかしながらその裏側、海外展開においては、アニメとのタイミングが合い、異例の大ヒット。
2008〜9年にかけて、世界一売れた玩具だとか言う話も聞きます。
海外でこれだけ人気なのだから、発祥の地とも言える日本で売れないはずがない。
というわけで、かねてよりテストセールなどでタイミングを測っていたセガグループですが、
2009年末、むしろ2010年冒頭において、日本における商品展開を再開しました。
瞬間自動変形フィギュア「爆丸」と「トレーディングカードゲーム」の要素を併せ持つ基本的な概念はそのままに、
初期のものより一回り大きく、海外で一般化しているタイプの爆丸を基本とし、
複雑だったオフィシャルルールも簡潔にすることで、遊びやすく改善されています。
従来のシリーズで問題となった、大量の色違いを同時に発売する方式も改められ、
購入しやすい爆丸単品のブースターパックの発売バランスも良好と言えます。
惜しむらくは、新シリーズ第1弾の販売店舗が限られていることですが、
春からアニメが始まる事を考慮すれば、販売店舗数も徐々に増えると期待できます。
専用の新会社まで設立するセガグループの力の入れ様ですし、今回こそヒットしてもらいたいです。2010/01/12
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