競技玩具研究所

カブトボーグ(2023~)まとめ


概要

「KB-01 ヤマトカブト」の画像
カブトボーグ2体によるボーグバトルの様子

「バトル昆虫カブトボーグ」は2023年4月からタカラトミーより発売されたバトルホビーです。 メカ甲虫を模した機体内部にフライホイールが設けられていて、 後部のチャージホイールを地面にこすりつける「ビクトリーチャージ」をすることでエネルギーを蓄積、 6つのタイヤすべてがパワフルに駆動して高い走破性で前進します。 相手のカブトボーグと押し合うことで昆虫相撲のような「ボーグバトル」を楽しめますが、 特に相手との当たり方によっては、車体が起き上がる「スタンディングバトル」に突入し、よりダイナミックなバトルになります。

今回のシリーズは2004年5月より合併前の旧トミーより発売された「人造昆虫カブトボーグ」の後継に該当し、いわゆる「復活」となります。 メカ昆虫モチーフ、後部チャージホイールによるフリクション6輪駆動といった特徴はほぼそのまま継承し、 シャーシとボディをユニット化することでフライホイールを効率化。適度なサイズ感を維持したままさらにパワフルになりました。

旧シリーズでは、玩具シリーズがほぼ終了した頃に販促アニメが衛星放送限定でスタートし、 内容が販促から逸脱し自由な作風となったことで、このアニメがいわゆるオタク層に話題となりました。 その後しばらくはホビー、メディアとも公式な展開はありませんでしたが、 2021年頃からこのアニメシリーズが15周年記念ということで、公式動画配信やイベント、BD-BOXの発売等で再び話題となりました。 このことは今回のホビーシリーズの復活と大きく関係しそうです。

そして今回のホビーシリーズ復活に伴っても、配信等で積極的にこの旧アニメシリーズを販促に活用しています。 ですが、それはあくまでネット上に限られ、商品自体にはこのアニメシリーズの影響は無く、完全に新規の世界観となります。 TVCMやコロコロコミックの記事等では販促キャラクターとして「なかやまきんに君」を採用し、 男児ホビーとしての販促を活発に進めています。

背中のオプション拡張等、今後の展開も気になるところ。今のところ新アニメやマンガ連載等の話は聞こえてきませんが、 堅実に発展、人気の定番となってもらいたいです。

(2023/06/18)

ラインナップ一覧

品番品名 備考 価格発売日
KB-01ヤマトカブト¥1650(1500)2023/04/29
KB-02ミヤマクワガタ
KB-03アトラスオオカブト
KB-04ギラファノコギリクワガタ
KB-052WAYガチバトルステージ スターターセット
セット内容
  • ヤマトカブト ワイルドカラーVer.
  • ミヤマクワガタ ワイルドカラーVer.
  • 2WAYガチバトルステージ
¥4950(4500)
KB-06ギラファVSアトラス ガチバトルダブルセット
セット内容
  • ギラファノコギリクワガタ ワイルドカラーVer.
  • アトラスオオカブト ワイルドカラーVer.
¥3300(3000)2023/05/27
KB-07ヘラクレスVSマンディ ガチバトルダブルセット
セット内容
  • ヘラクレスオオカブト ワイルドカラーVer.
  • マンディブラリスフタマタクワガタ ワイルドカラーVer.
¥3300(3000)2023/07/15
KB-082WAYガチバトルステージウッドカラーVer.単品売り¥1980(1800)
KB-09ゴホンヅノカブト カスタマイズセットスパイクタイヤ、リヤパーツ「クラウン」付属¥2200(2000)2023/09/16
KB-10ノコギリクワガタ カスタマイズセットスピンドルタイヤ、リヤパーツ「トルネード」付属¥2200(2000)
KB-11ラッシュバトルDXアリーナセット
セット内容
  • ヘラクレスオオカブト リッキーブルーVer.
  • パラワンオオヒラタクワガタ
  • DXアリーナ、ゼリーウォールx8
¥6600(6000)2023/10/21
KB-12マンディブラリスフタマタクワガタ¥1650(1500)2023/11/18
KB-13アニメコラボランダムBOX
いずれか一つ
  • ヘラクレスオオカブト(トムキャット・レッド・ビートルVer.)
  • ヤマトカブト(キー・オブ・ザ・グッド・テイストVer.)
  • ミヤマクワガタ(エレクトリカル・スピードワゴンVer.)
  • アトラスオオカブト(ダークサイド・プレジデントVer.)
¥1980(1800)2023/12/27
最終更新:2024/06/02

キャンペーン・イベント・限定品一覧

名前
詳細
バトル昆虫カブトボーグ公式
クラフトバトルステージ
プレゼントキャンペーン
2023/04/29~ 店頭でカブトボーグ商品2000円以上購入でその場でプレゼント。
画像
ゴールデン・クラウン/シルバー・トルネード
プレゼントキャンペーン
2023/10/21~ 店頭でカブトボーグ商品2000円以上購入でその場でプレゼント。
画像
最終更新:2024/05/26

カブトボーグ 機種一覧


ヤマトカブト

ミヤマクワガタ

アトラスオオカブト
ギラファ
ノコギリクワガタ

ヘラクレス
オオカブト
マンディブラリス
フタマタクワガタ
ゴホンヅノ
カブト
ノコギリ
クワガタ
パラワンオオ
ヒラタクワガタ
最終更新2024/06/02

リアパーツ一覧


ホライズン

「2つの突起で攻撃を受け止める!」
スタンディングバトル時、横に広く接地して左右への傾きを安定させます。

バーティカル

「縦長のフィンを軸に攻撃をいなす!」
スタンディングバトル時、縦に広く接地して後方への安定を高めます。

クラウン

「スタンディング時に相手の攻撃を3つの突起で受け止め、左右に倒れるのを防ぐぞ!」
ホライズンより高さがあり、左右どちらかに傾くとウイングが接地して安定させる、ホライズンとバーティカルの間くらいの性能イメージ。線でなく点でステージに刺さるのも効果が期待できます。

トルネード

「スタンディング時にウイングが支点となり、相手を押し返すぞ!」
左右非対称で、登場時点では後方に一番長いリアパーツでもあります。左右非対称なためスタンディング時に片方に倒れやすいかな?と思ったけどそんなに気にならない。あんまり左右非対称の影響はない?そっかフライホイールが入ってるから横に傾きにくいのか。傾こうとすると違う方向に曲がろうとするフライホイールの力学も応用できる?
最終更新:2024/06/02

タイヤ一覧


スタンダード

外面
内面

「ステージで安定した走行性能を発揮!」

標準となるタイヤ。表面の凸凹がステージの突起と噛み合い高いグリップ力を発揮します。Sタイヤは取り付け向きで軸穴の位置が異なり、偏心している側に軸をつけると走行に変化が出ます。


スパイク

外面
内面

「多数の凸ピンでステージのデコボコに絡みつくぞ!」

表面の突起がより鋭利になり高いグリップ力を発揮。Sタイヤは取り付け向きで中心偏心を切り替える機能を踏襲しています。


スピンドル

外面
内面

「スタンディング時にタイヤの先端で傾いたボディを支えるぞ!」

外に行くほど細くなる形状で、スタンディング時に傾きやすくなる。形状的にSタイヤの組み換え偏心はオミット。


クローラー

外面
内面
ワンサイズのみ

「手裏剣のようなタイヤがラッシュバトルDXアリーナの溝にくいつき推進力UP!!取り付ける向きによってタイヤの形状が異なります。(巡目・逆目)」

取り付け方向によって路面溝への食い付き方が変化するタイヤ。左右共通形状でひとまず大小は無くワンサイズのみとなり偏心も無し。

最終更新:2024/06/02

先行情報まとめ

詳細

2023年2月1日、タカラトミー公式サイトに新型バトルホビーに関するティザーページが立ち上がりました。

動画には「BATTLE HOBBY PROJECT」「伝説がよみがえる」「COMING SOON!!」「次回更新2.15」という文字情報が、 左右から赤と青の波がぶつかるようなイメージとともに提示されるのみでしたが、 これらの情報からネット上では、何らかの正面衝突系のバトルホビーが復活するという捉え方をされました。



2月15日、予告通り新たな動画が公開されました。

新しい動画では、「KB BATTLE HOBBY PROJECT」「NEW DESIGN」「NEW CHARGE」「NEW BATTLE」「COMING SOON!!」「2.27 17:00を待て!」の文字情報が、 2体のメカ昆虫のようなものがぶつかり合っているように見える背景とともに提示されました。 タカラトミー系のメカ昆虫のバトルホビーと言えば「カブトボーグ」。「KB」もカブトボーグの略となるため、 その名称はまだ公開されませんでしたが、ネット上では「もうカブトボーグ復活で確定だろう」となりました。



「カブトボーグ」は、合併前の旧「トミー」から2004年5月より発売されたホビーです。

旧カブトボーグ プレスリリース
旧カブトボーグ GUシリーズ プレスリリース
【競技玩具研究所】旧カブトボーグ ラインナップ一覧


2006年発売のカブトボーグVシリーズ
V-01 ヘラクレスリッキーブル(左)、V-02 オウゴンクワガタ(右)

外観上は6輪のタイヤを持ったメカ昆虫となっていて、「タイムボカン」や「ビーファイター」のメカを彷彿とさせます。 内部にフライホイールを設けた、いわゆるフリクション走行のような構造ですが、減速比が大きく、 後部にあるチャージ用のホイールを地面に擦ってチャージすることで、走行用タイヤが6輪駆動し、 前側のツノや大あごを動かしながらゆっくりとパワフルに走行します。 そして、走行する2台のカブトボーグを正面からぶつけ合わせるバトルが可能で、押し出したりいなしたり、 ぶつかり方によっては機体が起き上がり、激しくつばぜり合いをして相手を押し倒したり寄り切ったりもする、ダイナミックな勝負が魅力的でした。

初期のメディア展開はやや控えめで、WEBコミックの形式で販促漫画が公開されていた程度です。

2年目(2005年3月~)は「GU(グローアップ)シリーズ」としてカスタマイズ性を増強し、上部に様々な武装を搭載可能となりました。 その武装マシマシなビジュアルとダイナミックなアクションから比較的人気の玩具となりましたが、爆発的なブームというようなものではなく、当時の中堅的なホビーと言えます。

そしてこの時期と言えば、タカラトミーの合併でごたごたしてた頃(合併決定の発表が05年5月で合併が06年3月)。 合併後はシリーズを刷新し2006年5月よりVシリーズとしてシャーシシステムの更新などを行いましたが、人気低迷のせいか合併による社内整理の結果からか、この5月の商品をもって展開が沈黙してしまいます。



しかしながらこの時、玩具が終了する前提でなく販促アニメの企画が進行していたようで、 商品展開がさっぱり無くなった2006年10月から、当時まだマイナーだったBSのみでの放映となりました。 そして、肝心の販促対象である玩具が無くなってしまったためか、かなり自由奇天烈な内容となります。 これが伝説の所以、かの有名な「人造昆虫カブトボーグVxV」です。

このアニメは、ホビーアニメのステレオタイプからユーモアを強調した作りで、多くの突っ込みどころがあり、その破天荒さからインターネットで話題となりました。 一応アニメに登場するカブトボーグ(GUシリーズのリカラー)は、主役級の2種のみ、タカラトミー子会社のユーメイト(現タカラトミーアーツ)から2007年の中ごろに発売されていますが、それほど流通しませんでした。

アニメの放映終了後もその存在感は大きく、15周年となる2021年にはそれを記念して、各種再放送やブルーレイBOX発売決定、SNSアカウント開設などで露出が増えていました。



そんなカブトボーグの話題が冷めやらぬ中、2月27日、正式発表となったのが「バトル昆虫カブトボーグ」です。

バトル昆虫カブトボーグ 公式サイト   プレスリリース(PDF)

第1弾は4月下旬に、下記5商品が発売されます。

商品番号 商品名セット内容種族
タイプ
タイヤ配置
リアパーツ
価格発売日
KB-01 ヤマトカブトカブトムシ種
バランスタイプ
SSLLLL
ホライズン
¥1650
(1500)
2023/
04/下
KB-02 ミヤマクワガタクワガタムシ種
防御タイプ
SSSSLL
ホライズン
KB-03 アトラスオオカブトカブトムシ種
攻撃タイプ
SSLLSS
バーティカル
KB-04 ギラファノコギリクワガタクワガタムシ種
攻撃タイプ
LLLLSS
バーティカル
KB-05
2WAYガチバトルステージ
スターターセット
ヤマトカブト
ワイルドカラーver.
カブトムシ種
バランスタイプ
SSLLLL
バーティカル
¥4950
(4500)
ミヤマクワガタ
ワイルドカラーver.
クワガタムシ種
防御タイプ
SSSSLL
ホライズン
2WAYガチバトルステージ
※「タイヤ配置」は左前、右前、左中、右中、左後、右後の順で表記


マシンの外観、構造は、見て取れる範囲で旧カブトボーグとほぼ同じで、 後部のチャージホイールを地面にこすりつけることで内部のフライホイールを回転させ、 その回転によりツノやアゴを揺動させながら六輪駆動でパワフルに走行する、メカ昆虫モチーフのビークルと言えます。 そして旧シリーズ同様「相撲」のように、このビークルを対面でぶつけ合わせ、相手を押し倒したり、バトルステージから押し出すことで勝利となるバトルホビーとなります。



マシンは大きく「カブトムシ種」と「クワガタムシ種」に分かれているようです。 カブトムシ種は1本の「頭角(とうかく)」を走行と同時に上下させ、ボディ側の可動しない「胸角(きょうかく)」を着脱することが可能です。 クワガタムシ種はカブトムシ種の頭角に該当する可動部分が2本の「大顎(おおあご)」となり、カブトムシ種の胸角に該当する部分が「頭部」として着脱できます。 頭角、胸郭、大顎、頭部の形状は、機種ごとに異なる形状となっていますが、 胸郭、頭部の取り付け基部を含めた上面装甲の形状が、カブトムシ種とクワガタムシ種のそれぞれで共通形状となっているようです。

上面装甲には、今後登場するであろうカスタムパーツを取り付けるためと思われるジョイント穴が存在しています。 カブトムシ種では前方に3つ、後方3つのジョイント穴が存在していて、うち先頭の一つを「胸角」の取り付けに使い、全体に左右対称の配置となっています。 クワガタムシ種では前方に2つ、後方に4つのジョイント穴があり、先頭の1つは「頭部」の取り付けに使っているものの、 「頭部」にもジョイント穴が1個設けられているようです。また、前から2番目のジョイント穴については左側に偏っていて左右非対称となっています。 このあたりで、今後、カブト種クワガタ種の違いによるカスタマイズの方向性の違いも出てくるのかもしれません。

「頭角」「大顎」に該当する前方可動部、及びに「胸角」「頭部」を外した上面装甲ついては、着脱ができる旨の説明が無く、 シャーシ裏面もボディと同じ成型色なので、もしかすると着脱不可のシャーシ一体ユニットなのかもしれません。 クワガタの左右非対称ジョイントの要因となっている円弧上の膨らみは、ジョイントに影響ない位置でカブト系にも存在していて、 配置的に内部のフライホイールを最大限に確保しつつ、するために突出している可能性があります。



タイヤは6輪すべて着脱式となっていて、SタイヤとLタイヤの2種が存在し、 機種によって指定されている取り付けのパターンが異なっています。径の大きいLタイヤは通常のタイヤとして機能するようですが、 径の小さいSタイヤは裏向きにつけることで偏心し、旧シリーズ同様ノコノコと体を揺らしながら走行することも可能です。

ボディ後部には「リアパーツ」なるカスタマイズパーツが標準装備されていて、 取り付けることで、組み合って起き上がった「スタンディングバトル」時に接地し、バランスを調整することができるようです。 タイプの分布を見るに、横に広いホライズンはやや防御より、縦に長いバーティカルはやや攻撃よりでしょうか?



チャージのやり方については「ビクトリーチャージ」という方式が採用されていて、要するに5回チャージが標準となるようです。

バトルでは相撲と同じように多くの決まり手「フィニッシュブロー」がありますが、 相手を裏返す「オーバー」、相手をリング外に押し出す「ドロップ」、相手をいなして自滅させる「スラッシュ」の、大きく分けて3種類があるようです。 代表的なフィニッシュブローとして、スタンディングバトルから押し倒す「スタンディングオーバー」、 相手の下に潜り込み、持ち上げて押し出す「リフトドロップ」、相手にもぐりこみながら軌道を変えさせ自滅させる「ドッジスラッシュ」、 スタンディングオーバーをしてさらにリング外に押し出す「スタンディングオーバードロップ」等が紹介されています。



決まり手にはステージから押し出す「ドロップ」があるため 「台」の上でバトルを行うとより多くの決まり手が楽しめます。

同時発売のセット商品に含まれる「2WAYガチバトルステージ」は、名前の通り2種類の形態を持つバトルステージで、 「サークルタイプ」と「ブリッジタイプ」に組み替えることができます。 「サークルタイプ」は中央に広い円盤を設けていて、両端の「エントリーベース」の取り付け位置を変えることでぶつかる角度を変えることができます。 「ブリッジタイプ」は中央が短いストレートとなっていて、バトル開始後すぐにぶつかりスピード感のあるバトルを楽しめます。

またバトルステージ上には細かい溝のモールドがびっしりと施されていて、ここにリアパーツが引っ掛かることで、 ただの平面とは違ったアクションになることが期待できます。



以上のような感じで、基本的には旧カブトボーグの要素をほぼそのまま継承しているようですが、 外装、可動部、シャーシを一体とすることで基礎構造をシンプル化(予想)した「NEW DESIGN」、 上面形状に影響するほど強力なフライホイールを搭載(予想)してそれを巻き上げるための「NEW CHARGE」、 リアパーツ等で「スタンドバトル」の迫力をさらに演出する「NEW BATTLE」、を体現した新シリーズと言うことができます。

バトルホビーとして「ボトルマン」が成功したことで、 大会などのイベントにそこまで頼らなくても、遊びの面白さや、それを家族仲間内SNSで共有できること、 復活ホビーのキャラクター性(旧シリーズの知名度や話題性)などがあれば、それなりのヒットを出せる雰囲気も出ていました。 カブトボーグアニメ15周年の時の反響も大きかったようなので(これに関しては、話題性が大きかったので企画されたのか、 企画があって話題性を出すためにアニメを引っ張り出してきたのか・・・)、復活ホビー枠?として適任だったのかもしれません。

実際、「バトルホビー」「伝説がよみがえる」で、ベイブレードでもビーダマンでもチョロQDSでもないタカラトミー玩具と言われて、 「バトルスキッパー」か「バトロボーグ」とかはこのあいだの「ブットバスター」がほぼ継承しつつ流行らなかったわけだし、 「となるとカブトボーグかな?」となるくらいの知名度はあったわけですし・・・。

ただ、その知名度はやはりどうしてもアニメのものであり、 ホビーについては、手軽にダイナミックなバトルを楽しめる面白さは定評あるものの、実際そこまで人気だったわけでなく、 流行らなかったけど思ったより色々出てるちょっと売れたマイナーホビー枠くらいなんですよね。 発表されている「95万個を超えたヒット」はそういう数字。 競技性もそれほど高くなかったですし、ほんとにアクションや決まり手、追加されるネタのようなパーツなんかが受けてた印象。 そういう意味では前述の「イベントに頼らない」「SNS映え」なんかには合致しますね。

メーカーもその辺を意識してか、発表時から旧アニメを存分に利用。 旧アニメのYouTube配信や、記念のコラボビジュアルなんかも公開しています。 この辺については、ボトルマンで言われていた「発表時に先にネットで大人に話題になって、 そこから徐々に子供に浸透してくスタイル」を実践したものと思われます。 復活ホビーであることを利用し、初っ端で話題を作って発注数や売り場確保を目指すんですよね。

単品税抜き1500円という価格は旧作の2倍程度の単価となってしまいますが、 前述の外装一体化シャーシとなっていると思うと、かなり構造の合理化が進んでいて、コストダウンは難しそうです。 要素としてはフロント着脱パーツとリアパーツ、表面彩色、シールくらい。それら全部なくしたとしても1000円切らすのはもう無理でしょうね。 もう、もろもろの高騰でそういう価格帯の時代、と割り切るしかなさそうです。

何度も言うように「手軽さ」「アクション」「カッコよさ」については何度も推せる。 そこに旧作以降合併以降培われてきたバトルホビーノウハウを活かしていただければポテンシャルは未知数です。 折りしも、今年のスーパー戦隊はメカ昆虫モチーフ。このミラクルも味方にして上手く発展していてもらいたいと思います。

2023/03/04


公式系リンク

ニュースサイト系リンク

最終更新:2023/03/04
inserted by FC2 system